「Presents」を読んであったかい気持ちになる。
*今日の読書*
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「Presents」角田光代(小説)松尾たいこ(絵)(双葉社)
プレゼントにまつわる12のお話。松尾たいこさんの素敵な絵と角田光代さんの素敵な小説のコラボ。
やっぱりすごいね。何が?って・・・角田さんの書くお話って愛があるもん。
一番最初の「名前」から最後の「涙」まで、人生にはたくさんのプレゼントがあるんだな~って思い知らされる。
プレゼントって品物をもらったりあげたりするだけでなく、それ以外にももっと大切なプレゼントがたくさんあるんだな。
「ランドセル」は自分がわくわくした記憶はないんだけど、子どもがうれしそうに何度もあけたりしめたり、小説と同じでぬいぐるみを入れたりなんていうしぐさが文字と重なり合ってじ~んとしちゃった。
「名前」だって、自分の子に考えて考えてつけた名前のこととか、読んでいるといつの間にか、自分の子はこうだった、自分はこうだったって思い出してにんまりしているんだよね。
私にとってはこの本が今の最高のプレゼントかな。
読後、あったかい気持ちになったもん。
「ゾラ・一撃・さようなら」森博嗣。久しぶりの森作品。
*今日の読書*
孤独な探偵・頸城悦夫(くびきえつお)のもとに元都知事の大物タレント法輪清治郎(のりわせいじろう)の館にある「天使の演習」という美術品を取り戻して欲しいという依頼が舞い込む。
依頼人は志木真智子。その母親の預けたものだという。
そして謎のゾラとは・・・
ミステリーたっちでちょっとだけ恋愛もありのハードボイルドって感じ。 (よくわからないな。)
話は面白かった。
でも以前シリーズで読んだときのドキドキ感はない。
私が成長してしまったのか、森先生が進みすぎているのか・・・
実は森先生の作品を読むのが久しぶりで話と登場人物がつながるかちょっと心配だった。
でもいつどの作品を読んでも面白いようにできているね。
「旅を数えて」を読んでみた。
*今日の読書*
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「旅を数えて」川本晶子・平田俊子・中島京子・前川麻子・松井雪子・篠田節子(光文社)
川本晶子「ニケツ」
平田俊子「いとこ、かずん」
中島京子「ポジョとユウちゃんとなぎさドライブウェイ」
前川麻子「ニューヨークの亜希ちゃん」
松井雪子「道くさ、道づれ、道なき道」
篠田節子「ライフガード」
「本が好き!」に掲載された、旅をテーマにした短篇小説が1冊の本になりました。
それぞれ作家の個性でしょうか?いろんな色がありよいとは思います。
多分、これは好き、あれはちょっと・・・っていろんな意見があるとは思いますが。
私は川本さんの「ニケツ」とか中島さんの「ポジョと・・・」なんかが好きです。
「彼女が望むものを与えよ 」を読んだ。
*今日の読書*
(彼女が望むものを与えよ/火曜の朝の恋人/プレタポルテ/結婚しよう/彼女のことは何も知らない/私のスリッパはどこなんだ?/「上」の帰宅/ブルーローズ )の8作品。しかも絶妙な感じで絡んでくるところがすごい。
表紙はブルーローズなのかな・・・
愛には、覚悟がいる。らしいよ・・・(多分、男の人、いわく。だと思う。)
結局のところ、彼は彼女のことを何も知らないというか、わかっていないということだね。
女の人って微妙な心の動きとかあるじゃない。
その日の感情とか気分とか・・・
でも、男の人ってそういう微妙で些細なことって感じることが下手だよね。
だから何で?って思うことが多いんじゃないかな。
って勝手な解釈だけど。
「カンブリア宮殿 村上龍×経済人 」を読んだ。
*本日の読書*
テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」。作家の村上龍さんと小池栄子さんの司会で毎回、経営者を迎えてトークする番組。
この番組の中から22人の方々の魅力をまとめた著書。
世界に名だたる大企業からユニークな経営で知られる経営者までそれぞれの人間の魅力が番組と同様に引き出されている。
私はこの番組が好きで大体、録画して見ているが、中には都合上見れなかった回もある。
このように本にしてくださると見逃したアノ人々の様子がわかりとても楽しい。
最初、この「カンブリア」というネーミングに「なんじゃこりゃ?」「一体どういう番組?」とかなりな疑問を持ったものだが、村上龍さんが司会ということで何かわからぬまま変な期待をして見ていた。
その期待は大きく当たり、毎回、楽しみになった。
こうして活字になってみると、あ~あの時、あの人、こんなこと言ってたな~とかいろいろトークライブの様子がよみがえってくる。
ただのイチ主婦にこんな「良い経営者」の本が役に立つのか?と思われるが、意外にも私はこういった、人がモノをつくり出す命の話などがすきなのだ。
経営するわけでもなし、これから就職して何かを目指すでもないが、きっとこの経営者たちと村上龍さんの言葉のどれかは生きていくうえに何か思い出すかもしれないし、役立つかもしれない。
畏まらずに気楽に手にとって読んでほしい一冊です。
「かもめ食堂」群ようこ。読了。
映画は今のところ見れそうにないのでまずは原作から。
舞台はフィンランド・ヘルシンキ。フィンランドって言うとムーミンくらいしか知らない。
その街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめる。
でも街の人は女の子がやっていると思っている。
日本人って外国へ行くと、大体が子どもに見られるね。
おにぎりにこだわっているが、お客はと言えば日本オタクのトンミという青年だけ。
しかもガッチャマンの歌詞がどうしても知りたいと毎日やってくる。
その店に最初、ミドリが、次にマサコが加わり、店が少しずつ繁盛していく。
年齢の違う三人の女性がとっても面白いキャラクターで、映画も見たい・・・早く見たい。
見知らぬ地で商売をやるってすごく勇気がいることだけど、サチエは肝が据わっているというか、すごいな~
群さんの本を久しぶりに読んだけど、これは好きかも。
「はじめての文学 村上春樹」を読んだ。
「はじめて」シリーズ3冊目は村上春樹さん。
これが一番読みたかった。
どんな作品が入っているのだろう?ワクワクしながら読み始めた。
期待を裏切らないラインナップ。
そして巻末のメッセージ。
作品それぞれに思い入れを書いているのは春樹さん。あなたが初めてです。
私の好きな「カンガルー日和」や「かえるくん」も入れてくれてありがとう。
余談だが、文春のサイトに行くと、このシリーズの刊行予定や収録作品の一部題名が見れることを知った。
今後の刊行予定者も素晴らしい顔ぶれでこれは毎回読むしかない!とあらためて思った。
「きつねのはなし」森見登美彦を読む。
はじめての森見作品。いやぁ~うれしかったです。
期待を裏切らない面白い作品で。
これが森見的京都かぁ~
京都の骨董店「芳蓮堂」いいっすね~味があります。
現代版「百物語」っぽくて、薄気味悪いっていうか、ホラーなのか?奇妙っていうか・・・
なんともいえないんですよ。
何でこんなに上手いんでしょ?個人的に久しぶりのヒット作です。
全く感想になっていないけど、最近、妙に人気で図書館でも行列なのがわかります。
他のも読んでみたい。どんなワールドが広がるんでしょうか~期待大です。
「はじめての文学 村上龍」を読む。
「ハワイアン・ラプソディ」「フィジーのヴァニラ」「ムース・ショコラ」「おまえ、いいな巨人戦も観れるんだろ?」「ワイルド・エンジェル」「空港にて」「浦島太郎」「鶴の恩返し」「希望の国のエクソダス」を収録。
「希望の・・・」は長編だが、三章だけ収録されている。
龍さんの作品を全て網羅しているわけではないので、当然、はじめての作品もあるのだが、このくらいの作品でよかった。
と、いうのは作品によってはかなりの過激でとても中高生が読むべきものではないだろう~というのもあるからだ。
この「はじめて」シリーズはよしもとばななさんを以前、読んだが中々よかった。
龍さんのが中高生向けコーナーにあったのでさっと手に取り読んでみた。
次は春樹さんだ。その後もたくさんの作家さんの刊行予定があり、順に読んでみたいものだ。
「雅姫のリバティノート 」うっとり。
イギリスの老舗、リバティ。美しい花柄プリントを誰もが一度は見たことがあるはず。
そのリバティに魅せられてしまった雅姫さん。
なんと雅姫さんオリジナルのリバティプリントを作ってしまった。
出来上がった生地のとっても素敵なこと・・・うらやましいな~
リバティを知らない人にもちゃ~んと詳しく解説してあるので、この1冊でリバティの魅力に惹かれてしまうかも。
「マリコはたいへん!」を読む。
さまざまなマリコさんが登場する。しかも恋愛や仕事や結婚や別れなどシチュエーションもさまざまで、ホント、マリコさんは大変なんだな~って感じ。日夜奮闘してるし。
エッセイなのかショートストーリーなのか本当は実話なのかよくわからないところがポイントですね。
「装幀・装画・題字」はすべて、リリー・フランキー氏が書いたそうで。
これだけでも見もの・・・いや読み物ですね。
「ようちゃんの夜」を読みました。
第一回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。
ようちゃんは変わった子だ。不思議ちゃんとでも言おうか・・・
そのようちゃんに主人公の亜紗子は憧れている。
特別な何かに強い憧れを抱く・・・これは誰もが持っている思いであるかもしれない。
そんな人間関係をうまく表現している。
審査員の指示を集めたのもそんな何かに引かれたからではないだろうか。
「ダ・ヴィンチ 7月号」でも全文が読めるよ。
本の方が読みやすいけどね。
「最後の恋」読了。
新潮社 (2005.12)
通常2-3日以内に発送します。
『春太の毎日』三浦しをん著 『ヒトリシズカ』谷村志穂著 『海辺食堂の姉妹』阿川佐和子著 『スケジュール』沢村凛著 『LAST LOVE』柴田よしき著 『わたしは鏡』松尾由美著 『キープ』乃南アサ著 『おかえりなさい』角田光代著 最後の恋か~すご~いベタかもしれない恋愛小説集って感じかな。私はしをんさんのがよかったな~くくくっって一人笑ったもん。こういうこじゃれた感じが好きです。
「とるこ日記」を読んだ。
集英社 (2006.3)
通常2-3日以内に発送します。
こんなダメな旅行記が今だかつてあっただろうか?ぼったくられ、取られ、しかも三人三様やる気が無い。
乙さん。成田でCDウォークマン買ってる場合じゃないって・・・
本編の脱力もさることながらツッコミがまた面白い。
しかし、なぜにトルコに行ってしまったんだろう・・・
トルコの遺跡とか有名な場所よりもパンツを電灯で乾かしていた写真とタモリさんの話がやけに頭に残った。
なのでこの旅行記を読んでもちっともトルコに行きたくならない。
カッパドキアなんてとっても素晴らしいし、世界遺産じゃないか~
これなら世界遺産のビデオや本を見た方が勉強になるかもしれない。
でもこの本の面白いところは旅行記として読まないこと。なのかもしれない。
三人のぼやき・・・いや珍道中を面白おかしく・・・ただ、笑いながら読めばいいのだ。(と、納得する私)
「パリよ、こんにちは」読了。
角川書店 (2005.12)
通常2-3日以内に発送します。
パリにまつわる6つの物語。
「KIZAEMON」林真理子・・・山形の三代続く醸造元がパリにオープンした日本料理店「KIZAEMON」。そのオーナーシェフ祐一と、高級ブティックに勤める由利の恋。
「パリの裸の王様」椎名誠・・・初めての海外出張はパリ。そのパリに出店したデパートの取材に出かけて・・・
「心はいつもそばにいる」盛田隆二・・・アメリにあこがれている11歳のしおり。パリ旅行中に親の目を盗んで大冒険。道中で知り合ったモロッコ人のタクシードライバーのサイードには突如、日本に帰ってしまった妻がいた。
「夜ごとの美女」松本侑子・・・セーヌ川に毎夜現れる美女。彼女に心を寄せる学生マルタン。40年後、マルタンが知った意外な結末とは。
「東京がパリになる日」狗飼恭子・・・年下の彼はパリに行きたいと言った。楽しいパリ旅行になるはずだったのに・・・
「婚前」唯川恵・・・新婚旅行のパリを目前にし、新居の郵便受けに一本のビデオテープが投げ込まれた。はたしてそのテープの中身は・・・
いろんな作家の作品が一度に読めるのはいつも思うが、大変お得だと思う。しかもこれだけ色の違う作品が読めるのだから。
どれも面白かったし、ただの幸せやただの不幸で終わらないところが面白い。
「STAR SALAD」星の玉子さま2
「STAR EGG」に続く、描きおろし絵本の第2弾。
第二弾発売と聞いて早速手に入れちゃいましたよ。
SALADというだけあっていろんな野菜の星が出てきます。
この絵本の見方は第一弾を見た方はご存知かと思いますが、自分の見たい方向から勝手気ままに見ていろんなことを感じればいいのです。
玉子さんとジュペリはいろんな星に行き、いろんなことを感じ、また戻っていく。
何となく自分探しにも似ていますね。
「七姫幻想」森谷明子。読了。
織女伝説を元にした7編の連作ミステリー。
和歌も絡めながら進んでいく話は中々幻想的です。
「れんげ野原・・・」とはまったく違う感じで、平安の時代の悲劇と謎がこれまたいい感じで絡んでくる。
こういう幻想的な感じもまたいいですね。
「屋久島ジュウソウ」を読む。
森絵都さんってこんな人なんだ~っと素顔が垣間見れるこの旅のエッセイ。
何だか険しい宮之浦岳に登る、山小屋に泊まったり、縄文杉を見たり、しかし、私にはこの紀行がただひたすら歩いているようにしか見えなかった。
トロッコ道なんてホント、ひたすら歩く、歩く、歩く・・・だもんね。
あと、魚肉ソーセージを食べてるところとか、カップラーメンとペストリーを同時に食べてるところとか、食べ物の印象も強い。
ま、食べてるものを全部記録しているからなんだけどね。
なんだかんだ言って読んでいて一緒に旅している気分になったりして楽しかったです。
しかし、森絵都さんもさくらももこさんや角田光代さんに負けずにいろんなところへ行ってますな~
作家さんは旅行が好きなんでしょうか!?
「銀の犬」光原百合。読了。
声を失った楽人オシアンとその相棒ブランの物語。
ケルトの民話や伝説テーマに描いた不思議で切ない愛の物語。
どうも最近、美しいモノに縁があるようだ。
死んだ魂や妖精なども出てくるので不思議といえば不思議な話なんだけど、どうもこの主人公のオシアン(語り手というべきか)にうっとりしてしまう私。
違う目線で読むんじゃない・・・
ファンタジーっぽい仕上がりに魂が揺さぶられるんだろうな~(な~んてね。)
「みつける・集める・つくる ハンドメイドな暮らしの本」
アトリエを自分風に手がけたんだね。すごいね。
手作りのこともステキだな~と思ったが、断食とマクロビオティックの話に興味がわいたな。
ちょこっとだけハンドメイドしたり、自分風にアレンジしたりは誰でもできそうなので是非まねしてみたいね。
「天使の梯子」村山由佳。読了。
「天使の卵」から10年。歩太、夏姫のその後を描く。
夏姫は8歳年下の元教え子・慎一と付き合いが始まる。
この10年、歩太も夏姫も春妃の呪縛と格闘し、耐えてきたんだな~
やっと幸せになれる・・・って感じがした。
やっぱりいいよ~(*^。^*)こういうホロリの恋愛モノが読みたい気分だったんだよな~
「ふりむく」江國香織さんと松尾たいこさんのコラボ。
マガジンハウス (2005.9)
通常2-3日以内に発送します。
イラストレーターの松尾たいこさんと江國香織さんが「ふりむく」というテーマで、コラボレーション。
感想って言われても・・・ただ単純に「いい!」のである。
これは人それぞれの感性の問題だけれど。
テーマが「ふりむく」なのでそれにちなんだ絵と文章なんだけど、この絵を見て江國さんはこう感じたんだな~とか、いろんな方面から楽しめると思います。
「平成マシンガンズ」三並夏。15歳の作品。
*読了本*
「あたしの夢には死神が降臨する。ボロのジーンズに出刃包丁をもって夢に現れる男。あたしはそいつが差し出すマシンガンを撃っては、頭を撫でられていた…。」
すごいよね。15歳で文芸賞受賞なんて。で、エンタメ質が強い作品で若さと勢いがガンガンある。
家は崩壊寸前で、父親は若い愛人を連れ込んでいるし、学校ではイジメがあるし。
子どもであるがゆえにどうにもならない現実。
等身大だからこそ描けるのか?
今後に期待大だね。
「となり町戦争」三崎亜記。読了。
*読了本*
ある日届いた「となり町」との戦争のお知らせ。主人公は役所から敵地偵察の任務を命じられた。
しかし、TVで見たりするような派手な攻撃とかはなく。でもどこかで確実に戦争は行われていて、しかも犠牲者も出ている。
確証が持てないまま主人公は偵察任務を続けるが。
ふむ。役所・・・が戦争をするとこうなるのか。ま、わかるけど。公務員ではないが、その筋の仕事に携わったことがあるので。
それに役所の香西さんという女性と擬似結婚までして。これも任務遂行のため。
広報での戦死者○名っていうのがああ~戦争を本当にやっているんだなという実感か?
リアリティはないけど、面白い試み・・・って感じですかね。
「ラブコメ」読んだ。
*読了本*
25歳で花屋の店長とアニメの脚本家。果たして恋の行方は!?
まったく泣けないラブコメディ。
そうなんです。笑えます。くすっと。コメディなので。
個人的にはもう少し・・・頑張りましょう!って感じですが。
喜劇的にただサーっと読み流してちょっとだけ笑いたい人向き。って感じですかね。
「いつかパラソルの下で」森絵都。読了。
*読了本*
柏原野々は天然石を売る雑貨店で働いている。
厳格な父に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出して、恋人と同棲中。
その父も亡くなり、四十九日の法要を迎えようとしてたころ、生前に父と関係があったという女性から連絡が入る。
父は不倫をしていたのか?
「暗い血」とは?
その父のルーツを求めて父の故郷、佐渡へ兄と妹とともに渡る。
内容的にはすごいのだが、なぜ?兄妹3人で佐渡まで行って・・・しかも・・・(ねたバレになるので詳しく書けない)
ごめんなさい。ちょっとだけ拍子抜けしたんです。
「むかしのはなし」三浦しをん。読了。
*読了本*
「日本昔話」を語り変えた書下ろし7編を収録。
簡単に感想を書けない本である。
装丁にも凝っているらしいのだが、何せ図書館本、はがしては見れないのである。残念。
内容はといえば、昔話をここまで変えるか?みたいな驚きがあり、これがまた見事にはまり、うまいのである。
「私が語りはじめた彼は」三浦しをん。読了。
*読了本*
わお!連作短編になっているのですね。
このミステリアスな感じ。
う~ん。
軽い衝撃を頭にくらったかのような読後感。
久しぶりに不気味に笑いたくなるような感じのお話でした。
村川融という大学教授を軸に親子、男女が・・・ああ・・・面白い。(別に深い意味はない)
最初はピンと来なかったんですよ。
実は・・・でも読み進むうちに・・・この人間模様が・・・うまくできているというか。
こんなことありなのか?と思わせるような話の展開に・・・やられましたね。
「森博嗣のTOOLBOX 」読了。
*読了本*
『日経パソコン』連載を単行本化。
「道具」を撮影したフォト日記。
さすが工作少年(?)。道具に対する思い入れはひとしおだ。
何だかね。ミステリ小説も面白いけど、こういうひとつのこだわりを延々とつづったものも面白いなと思うんです。
多分、男の人・・・特に工作に興味がある人はたまらないかな~
私は道具としてのあれこれよりもその道具のデザインに惹かれましたけど。
「介護入門」モブ・ノリオを読んだ。
*読了本*
29歳、無職で暇があると大麻にふけっている「俺」。
寝たきりの祖母を自宅で介護する。
第131回芥川賞受賞。
何だかラップ調な言葉の羅列。
まじめな本と思いきや・・・中身のギャップが・・・
正直言って、まったく絵が浮かんでこない作品でした。
私はいつも小説を読むときに頭に空想しながら(意識はしていないが。)読んでいるみたいで、この本は泡粒が飛んでは消え、はじけ、どこか遠いところへそれこそイッチャッテル!?
ああ・・・どうしてこれが芥川賞?(評価された方々ごめんなさい。)
「神様ゲーム」麻耶雄嵩を読了。
*読了本*
小学4年生の黒澤芳雄の住む神降市で連続猫殺害事件が発生。
同級生と結成した浜田探偵団で犯人捜しをはじめた芳雄は、死体を発見する。
猫殺し犯がついに殺人を?
芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが・・・。
こんなのあり?
ミステリーランドである意味型破りな・・・
しかも最後が衝撃的だし、子ども向けにしてはちょっとショッキングすぎないか?
大体クラスメイトで自らを「神様」だと言い張る鈴木太郎クンって何者?
親友の英樹が殺され復讐しようと天誅が犯人に下るように神様にお願いして、またまた死が・・・
原マスミさんが描いた装画がすばらしいんですが、図書館ってば・・・どうしてカバーをはずす・・・ま、中身は見えてていいんですけど。
麻耶さん・・・そういえばあとがき書いてないですね。これもある意味型破り!?
もお。マジでいろいろびっくりさせられた作品でした。
「探偵伯爵と僕」森博嗣。やっと読めたよ。
*読書感想*です。
あの~まずはじめに。本、出しすぎです。森先生。
この作品は子供向けっていうよりももう少し大人向けですね。しかし、この探偵伯爵の謎めいた登場といい、僕(新太)の冒険心といい、さすがです。
夏に起こった子供の失踪事件。これを解決するに当たってのいろいろな伏線。しかもちょうどこの当時の世相を反映しているところなどはも~さすが森先生。(って何度も書くな)
しかもこの装画が山田章博さん。とってもきれいなのです。図書館本なのでカバーがかかっていないのが難点だったけど。
あちこちで絶賛の嵐だと思うのであえて感想はいらないと思うけど、一言、面白いです。
「れんげ野原のまんなかで」森谷明子。読了しました。
***読了本***
これはまた好きなタイプのミステリかも。
っていうか、モロ癒し系ですな。
図書館という場所も好きだし、本も勿論でてくるし、しかも図書館司書が探偵役というなんとも日常的なミステリで。
個人的には文子さんと能勢さんの恋が気になったりするのですが、肝心の能勢さんは既婚者ゆえに・・・しかも奥様まで登場しちゃうし。
最初の少年たちの話も良いですが、全体的にはうす~い感じ。ミステリの迫力はないかも。
でも何となくあのほんわかした図書館に行ってみたくなるようなれんげ野原も見たくなるような・・・
何だかぼんやりとした映像が浮かんでくるような・・・
そんなお話でした。もう少しお話がパワーアップした続編が読んでみたいです。
書いてくれないかな・・・?
「びんぼう草」群ようこ。懐かしい。
***読了本***
| びんぼう草 | |
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もう多分絶版なんですよね。
古本屋で見つけるたぐいの本かな。
実は引越箱の中に隠れていたんです。
群コレクションが・・・って、これは実は昔、文庫本を大量にもらいまして、読まずに箱詰めしてとってあったんですね。でも面白かったです。
解説に内田春菊さんが書いていて、これも結構笑えたな~
短編なんで・・・個人的には「シジミの寝床」が好きかも。
こういう古い本ってたま~に見つけて読んでみると面白いです。
「雨恋」松尾由美。読了。
***読了本***
雨降りが待ち遠しくなるようなそんなお話でしたね。
恋愛の要素とミステリーの要素が上手くドッキングした感じでよかったです。
アメリカに行く叔母のマンションに2匹の猫の世話の条件つきで住むことになった主人公・沼野渉。
しかし、そこには雨の日に現れる幽霊がいた。
3年前にそこで死んでしまった小田切千波、24歳。
彼女の死は自殺か?他殺か?
事件を調べていくところはミステリーっぽい。
でもこの幽霊の千波と渉との雨の日にしか会えないせつない感じは恋愛小説だね。
最後もとっても静かに終わるし。
彼女の死の真実は段々わかっていくうちに千波の姿も足から段々上が見えるようになってきたり、不思議感はいっぱいだ。
でも不思議もホラーっぽくもなく怖くない。
「ありえない恋、ラスト2ページの感動。」これはその通りだったね。
表紙のぼや~っとした感じが小説にあっててよい。
「おいしいコーヒーのいれ方9 聞きたい言葉」村山由佳。読了。
***読了本***
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待ったよ~ショーリ~かれん~♪
前回よりもかれんの周辺やかれん自身の生き方が大きく変わった今回。
恋愛色よりも将来について、人生についてを濃く語っているような気がします。
しかし、相変わらずのかれんちゃん!ウブなんだわ~♪
イマドキめずらしいです。
純愛も純愛。ど真ん中って感じ。
毎回、読んでいるこっちがドキドキと赤面してしまいます。
ショーリは大学2年生になってひとり暮らしも始めて以来、とっても男っぽくなっていい感じになりましたね。
結局、次の春からはかれんとショーリは遠く離れての生活になるわけだけど、これからの何年間?かは二人にとっても大きな試練になるんだろうな~
でもこの二人ならたとえどんなに遠く離れても心はいつもつながっているような気がする。うう・・・いいな~
「みんな元気。」舞城王太郎。読了。
***読了本***
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透明魔人って何だよ?
相変わらずの語り口調でしかもバイオレンスで、突拍子もない展開で。
ついていくのにゼーゼー言っている私。
多分、静かでスローテンポな小説ばかり読んでいたせいかも。
しかし、朝目覚めたら、姉のゆりちゃんの身体が15センチほど浮いていたらびっくりするだろうな。
しかも空飛ぶ家族に連れていかれちゃうし、過去と現在が混在しているし。
わかりにくい~(+_+)
この表題作に全5編の短編収録。
「好き好き大好き超愛してる。」舞城王太郎。読了。
***読了本***
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「愛は祈りだ。僕は祈る。」絶品!
これが噂の芥川賞候補作の舞城流恋愛小説か~♪
好きでたまらなくて愛している彼女は死んでしまう。
愛の表現がストレート。真っ向勝負って感じ。
しかし、私的には泣けなかった恋愛モノ。(セカチューだって泣けなかったけど。)
どうも本を読んで泣くという行為自体が私の脳から忘れ去られてしまったようだ。残念。
「好き好き」はよかったのだが、同時収録の「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」はちょっと・・・
多分、愛に快楽がプラスされた作品なんだと思うけど、苦手作品でした。ごめんなさい。舞城さん。
「とおくはなれてそばにいて 村上龍恋愛短編選集」村上龍を読む。
***読了本***
| とおくはなれてそばにいて | |
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「ひとりで過ごす夜におくるビター&スウィーツな恋愛小説セレクション」とあるが・・・
あまりにもビターすぎる。
村上龍さんのことですから、甘く切ないお決まりの恋愛小説ではなく、どちらかというと、危険で裏過ぎる恋愛小説なんですよね。
この短編集のほとんどが、恋愛=SEXでできていて、しかも言葉にはかけない裏っぽいんだよね。
そういうのが好きな人にはいいが、最近求められている「純愛」を好きな人には全く合わない本だね。
「星々の舟」村山由佳。読了。
***読了本***
・星々の舟村山由佳(文芸春秋)
第129回直木賞受賞。
禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の
長兄、そして父は戦争の傷痕を抱いて―愛とは、家族とはなにか。
すごいと思う。もちろんそれまでも大作は書いてきた村山由佳先生だが、
これほどまでに一人一人の人間を書き分け、しかも全てにつながりがある
家族という設定。
最後の章で父・重之が戦争体験を語るところはとても複雑で心が苦しくなる
思いでした。
家族といってもそれぞれ抱える問題は複雑でとても幸せとはいえない。
兄・暁に思いを寄せる沙恵、それは超えてはならない禁断の恋愛だし、
明るく努める末子の美希だって不倫に苦しんでいる。
長兄の貢は団塊の世代。しかも職場の女の子と関係がある。それぞれが
知られてはならない秘密を心に持ち、葛藤している。もちろん、
小説の中で描かれている恋愛はせつなく、
特に兄妹の禁断の恋は絶賛です。
かなり集中して読みました。そして疲れました。
「猫舌男爵」皆川博子。読了。
***読了本***
6月29日読了本
・猫舌男爵皆川博子(講談社)
「猫舌男爵」とは、棘のある舌を持った残虐冷酷な男爵が清純な乙女を苛む物語…?
爆笑、幻惑、そして戦慄。小説の無限の可能性を示す、瞠目すべき作品世界。
表題作ほか4編を収録した短編集。
う~む。唸ってしまう。容器の中の養液に守られた世界。何となく物悲しい。(水葬楽)
猫舌なのが唯一の欠点の男爵。しかし、これは何なんだ!
異文化コミュニケーション!?
あまりのかみ合わない解釈に笑いさえこみ上げてくる。(猫舌男爵)
醜くてずるい大人のやり口を見てきた少年が段々成長していく。 (オムレツ少年の儀式)
あ~もうこの辺で勘弁して~って感じです。
上手く感想がかけません。リタイヤします。
「猫舌男爵」は何日にもわたって細切れに読んだので理解不能。
でも表題作は面白く、笑わせてもらった。
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